醗酵食品や珍味のナニがすごいって、

偶然がつくりだす奇跡みたいなとこ。

「くさったけど、もったいないから食ってみたら

ちょーうめえでやんの!!!」っていう

貧乏性がつくりだしたものっていうのも

いっぱいあるんじゃないかな?と思うとこ。

最近イカをさばくのが楽しいので、

狂ったようにイカばかり買ってきては

マシーンのように解体しているんだけど、

(口癖は「オレ、イカ解体工場に

就職できるんじゃね?即採用!即採用!」です)

この間つくった塩辛の存在をすっかり忘れていた。

そう、食べることよりもさばく楽しさのが上回っているので、

出来上がると満足してしまうのね。

で、「あ、やべえ。3日くらいたっちゃったな・・・。」

と塩辛の瓶と向き合ってたんだけど、

捨てるのもアレだし、火をとおせば問題ないって

死んだばあちゃんが後ろから囁くから、

思いきって油をしいたフライパンにぶちこんで

ジャッジャカと炒めてみたの。

肝と塩とであえられたイカが、

醗酵したらしく、火をとおすとみんなグズグズにくずれていく。

ホラ、塩辛をあったかい御飯にのせてお茶をかけると、

イカがグズグズになるじゃない?

アレがフライパンの中でおきてるの。

肝の焦げる匂いがこれまた濃厚ですばらしい。

オレは確信したね。「コレぜったいうまいわ」

そんで、できあがったのがコレ。

イカをぎゅっと濃縮させたイカのペースト。

味噌のようななめらかさ。

日本酒と口の中でお見合いさせたらとんとん拍子に結婚。

なんか、オレに珍味の神様が降りて来てるみたい。

これで儲けるよ!

『オカアヤン印-イカペ味噌-』

CMには加藤茶を起用して「イカちゃんペッ!」(すっげえダサイの)

夜10時すぎからこういう食生活してると 自分が生き急いでいる気がしてしまう ロックスターとはまたべつの人生 曲名(死因)は「デブをこじらせて」