動物に翻弄されつづけているオレの人生ですが、

正直にいうと、小さい頃はそんなに動物は好きではなかった。

今でも、自らペットを欲しいとは思わない。

今までオレの家族になった子たちは、

みんな巡り合わせであり、

ペットショップでお金を出して動物を購入するという

気持ちが理解できない派であります。

オレのじいさんというのは、

ガンガン動物を金だして買う人で、

一緒に暮らしていたウチは、ちょっとした動物王国だった。

庭には、ヤギが放し飼いされており、

近所の子供に新聞紙を食わされ、腸が詰まって死にかけてたり、

犬が11匹、メシ時になると吠え狂い、

郵便屋さんもびびって配達できず、

小屋には馬が3頭、好きなだけ交尾しまくってて、

にわとりが共食いをしていた・・・。

酒乱であったじいさんは、酔っぱらうと、

馬3頭を放して、パンツ一丁で町内を走りまわり、

放された馬は近所の畑を荒らしまくっていた。

馬ってイモでもキャベツでもネギでも何でも食うのな。

だから、ウチは町の嫌われもので、

しょっちゅう苦情の殴り込みがありました。

幼いオレは思った。

「じいさんを檻に入れればいい」と。

よく、酔っぱらって軽トラックを暴走させ、

人のウチの田んぼにトラックごと落っこちていたじいさん。

田んぼの持ち主から「お宅のじいさん、またウチの田んぼで

くたばってるよ!」と電話がくるたび、

ばあさんが「生きてますか?」と聞き、

電話を切ったあと、「なかなか死なないもんだねえ。」と

のんきに呟いていたのを覚えている。

動物好きに悪い人はいないとよく言うが、

その言葉を聞くたびに「そんなことねえぞ」と思う。

オレが「動物好きですね。」なんて言われそうになると、

「いや!好きなわけではないんです!」と

あわてて言ってしまうのはそのせいだろう。

今日、ベランダにもじゃがいた。

目を細め、「もじゃあ〜♪」と呼んでしまった後、

じいさんの事を思い出し、なんともいえない気持ちになった・・・。

あさごはん!

納豆ごはんはしつこくまぜる派です。 ごちゃごちゃ・・・ねちょねちょ。

ごちそうさまあああ!